日本臨床工学技士会からのお知らせ

腎代替療法専門指導士の発足と当会の資格制度につきまして

第64回日本透析医学会(6月末に開催)において、「腎代替療法専門指導士」が創設されるとの情報を得ましたので、情報提供いたします。
本指導士は腎代替療法の治療の質の向上を目指すものであり、看護師、臨床工学技士、薬剤師および管理栄養士の国家資格を有する者が、日本透析医学会が実施する講習を受けることにより与えられる資格です。
また、現在、令和2年度の診療報酬改定に向けて様々な議論が行われるところですが、CPADや在宅透析の導入患者に対して本指導士が指導を行った場合において、導入期加算の増額を求める動きもあるとのことです。
なお、本指導士取得の講習受講のために職種ごとの要件が設定され、臨床工学技士においては当会が認定する血液浄化専門臨床工学技士および認定血液浄化臨床工学技士、認定医療機器管理臨床工学技士のいずれかひとつを有する者とされる予定です。

日本臨床工学技士会では、この制度に対応すべく、認定・専門臨床工学技士の指定講習会や検定試験の本年度の予定を一部変更いたします。正会員の皆さまにおかれましては、趣旨をご理解の上、まずは認定血液浄化臨床工学技士などの取得をご検討いただくよう、お願い申し上げます。

この度の情報提供は、現時点で当会が把握する情報に基づくものであり、今後、詳細部分につきましては変更の可能性があることをお含みおきください。

(参考)2020年3月末までに「認定血液浄化臨床工学技士」を取得するためのモデル
1. 【2019年8月開催 指定講習会(eラーニング)】を受講
            現在、追加募集中:7月16日(火)~7月28日(日)
2. 【2019年12月実施 検定試験(追加)】を受験
3. 【2020年1~2月頃 認定申請(追加)】に申請 (結果は2020年3月までに通知)

以上